正月映画のダークホース!? 女性の絶大な支持を得る「送你一朶小紅花」

華流    1月1日

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大晦日に公開された「送你一朶小紅花」は、チケットの予約販売だけでなんと1億元(約16億円)という記録を叩き出している。

2020年の中国映画の興行収入は、およそ200億元(約3160億円)であるという集計結果が発表された。過去最高を記録した2019年の約642億元(約1兆143億円)と比べて大幅ダウンで、改めて新型コロナウイルスの影響の大きさを感じさせる結果となった。

しかし年の後半には勢いを取り戻し、特に年末に公開された「SHOCK WAVE 2(拆弾専家2)」(原題)と「晴雅集」(原題)の興行収入は、すでにそれぞれ5億元(約79億円)と3億元(約47億4000万円)の大台を突破し、いまも快進撃を続けている。

そのほかに正月映画として中国で注目を集めているのが、日本のアニメ「崖の上のポニョ」とノンフィクション映画「送你一朶小紅花」(原題)、ロマンスコメディ映画の「温暖的抱抱」(原題)の3つ。これらのうち、大晦日に公開された「送你一朶小紅花」は、チケットの予約販売だけでなんと1億元(約16億円)という記録を叩き出している。

ハン・イエン(韓延)がメガホンを握り、中国の国民的スターのイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)と、女優リウ・ハオツン(劉浩存)が主演を務めたこの映画は、がんと戦う2つの家族が直面したさまざまな問題と、死を受け入れながら気付いた愛、今を大切にする気持ちなどをリアルに描くヒューマンドラマだ。

商業映画のような超大作ではないが、登場人物の感情の動きを繊細に描き、多くの女性を感動の渦に巻き込んだという。本作はイー・ヤンチェンシーの2作目の主演映画で、演技力を磨きつつ俳優としての道を着実に進む彼にとって、次のステップにつなげるための絶好の作品と見なされている。

これまでの正月映画の中で最も人気があったのは、男子アイドルグループSUPER JUNIORの元メンバー、ハンギョンが主演したラブコメ映画「前任3:再見前任」(原題)で、興行収入は19億4100万元(約306億8000万円)。恋愛の葛藤を、時にユーモラスに、時にせつなく描いたこの作品は、多くの若者の共感を得て大ヒットにつながった。

これに比べて「送你一朶小紅花」は、事前PRなどの宣伝活動を積極的に行ってこなかったにもかかわらず、予約販売が好成績だったため、劇場公開後の伸びへの期待もマックスに達している。

コロナ禍で苦しんだ2020年、困難に直面した人々が改めて「命の大切さ」を実感したことが、この映画の成功の要因かもしれない。

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